よくある質問

Q.急に歯が痛くなったのですが?
A.基本的には予約をとって時間通りにきていただいた患者さんを優先しております。しかし、急な患者さんの来院にも出来るだけ対応できる様、心掛けております。まずはお電話ください。
Q.矯正をしようか迷っています。
A.歯の状態がどのように良くないのか先に検査や診査を行い診断結果から治療方法や費用が決まります。色々、疑問や不安なことも有ると思いますが先ずはご相談ください。最良の方法で治療を致します。
Q.虫歯だらけで、歯医者さんに怒られると思うと、なかなか歯科医院へ足を運べません。
A.歯は、何もトラブルがないときは、その存在さえ自分自身で気にかけないものです。痛くなったり、無くなって初めて大切さを実感します。これはほとんどの人がそうです。特に歯科に対して恐怖感や嫌なイメージの強い人に多いです。これ以上ひどくなる前に早めに治療を受けてください。
Q.乳歯は虫歯になりやすいって本当ですか?
A.本当です。赤ちゃんの頃からの予防が大切です。

Q.親知らずを抜くと言われましたが痛くもなんともありません。抜かないといけないのですか?
A.歯ぐきから出ている場合はむし歯になりやすく、はえていない場合でも、近くの歯にむし歯をできやすくしたり、周りの歯ぐきを腫れさせたりする原因となる事が多いため、早めに医師の診察を受けていただくことをお勧めします。上記の様な症状を防ぐために、痛みがなくても親知らずを抜くことはあります。
Q.レントゲン検査の種類及び被曝量について教えて下さい。
A.当院で行っているレントゲン検査は、デンタルレントゲン検査、パノラマレントゲン検査、セファロレントゲン検査、CT検査(CBCT撮影)を行っております。
A.歯科医院で行われるレントゲン検査の被曝量はごく小さなもので、影響はほとんどありません。

Q.現在持病があり、お薬を飲んでいます。歯科治療を受けても大丈夫でしょうか?
A.治療を始める前に全身疾患、常用されているお薬に関してお知らせ下さい。(お薬手帳などをご提示下さい。)

歯科治療を受ける前に

歯科医院を受診される方の中には、様々な病気をお持ちの方、アレルギーをお持ちの方がいらっしゃるかと思います。
歯科医院では、「抜歯」や「神経をとる」等の歯科治療に伴い、必ずと言って良いほど麻酔を行い、お薬を処方します。その際に問題となるのが、その方の持っておられる全身疾患と常用されているお薬です。
例えば、高血圧症の方は、抜歯などの外科処置に最中に血圧の上昇や酸素飽和度に関して気を配らなければなりません。
また、血が止まりにくくなるお薬を服用されている方は外科処置後の止血時間(出血傾向)に十分気をつける必要性があります。また、腎臓や肝臓が悪い方はお薬の代謝、排泄に時間がかかるため、投与量に気をつけなければいけません。
当院でお出しするお薬、そして歯科治療時に問題となる全身疾患について具体的にお話ししたいと思います。

当院で処方するお薬

私たちが歯科治療において処方するお薬として、以下のものがあります。
内服薬、頓服薬として、
①抗生物質(フロモックス、サワシリン、ジスロマック)
②痛み止め(カロナール、ロキソニン、ボルタレン)
③口腔内用軟膏(ケナログ:副腎皮質ステロイド)

さらに局所麻酔薬として、
④キシロカイン、エピネフリン
があります。

以上の4種類が日常的に処方(注射)するお薬なのですが、お薬には相互作用があり、時として重篤なアレルギー、ショック症状、治癒不全を引き起こすため、注意が必要です。受診時に問診票にも記入して頂いておりますが、過去にアレルギー症状等が出た方は、必ず申し出てください。

歯科治療時に注意するべき全身疾患として

以下の全身疾患をお持ちの方は必ずお申し出ください。
①高血圧症 (内科等で抗凝固薬であるアスピリン、ワーファリンを処方されている方) ➡ 術中にモニターを装着し、血圧、脈拍、酸素飽和度などを図ります。
②糖尿病 (標準時の血糖値 HbA1c値5.8%以上、空腹時126mg/dL以上)
③骨粗鬆症 (整形外科にて骨粗鬆薬ビスフォスフォネート製剤を処方されている方)
④心疾患(ペースメーカーの手術をされた方、 抗凝固剤を処方されている方)
⑤抗血栓療法中の方 (抗凝固剤を処方されている方)
⑥肝機能低下(肝炎ウイルスに感染の既往のある方)
⑦腎機能低下、腎透析を受けられている方
⑧アスピリン喘息
⑨ステロイド服用中

(特に③については、抜歯等の外科処置時に骨の治りが遅くなる可能性が高く、また⑧については、ボルタレン、ロキソニン等のNSAIDsと呼ばれる鎮痛剤により喘息発作が誘発され、極めて危険な状態に陥る可能性が大ですので、必ず申し出てください。)

以上の疾患以外にも全身疾患をお持ちの方は遠慮なく申し出てください。我々も細心の注意を払って診療に当たりますが、安全で、より良い治療のためにもご協力お願いいたします。