2018年診療報酬改定に関して。ー奥歯に白い色のブリッジ(高強度硬質レジンブリッジ)が装着可能になりました。

2018年04月03日

先日(3月21日水曜日)、

兵庫県保険医協会主催  平成30年度 診療報酬改定研究会に出席してきました。

協会の講師の先生より、入院、外来診療、訪問診療それぞれの改定項目の説明が行われました。

 

日本は「高齢社会」(65歳以上の人口割合が14%以上の社会。日本は1995年の時点で突破)からさらに高齢化が進み、

現在は「超高齢社会」(人口の21%以上。2007年に突破)という社会構造になっており、5人に一人が高齢者という状態です。

今回の改定は、それらの社会的背景を反映した改定内容だったように思いました。

 

具体的には、以下の点があげられます。

 

●高齢者(有病者)のお口の機能の低下に対する予防の推進

●全身疾患を有する方への全身管理、医科歯科連携の推進

●周術期(全身疾患に対する手術の前後)の口腔管理の推進

●地域医療連携、特に在宅診療分野の強化(訪問歯科診療の充実)

●院内感染防止対策の強化

 

これらの内容に加えて、今回の改定から新しく認められた材料や技術もあり、歯科医療に携わる身として、大変驚きました。

その中でも、いわゆる大学病院等で行われる「先進医療」であった、

高強度硬質レジンブリッジ(歯冠用グラスファイバーによるフレームに高強度レジンブリッジを用いて製作する、臼歯部1歯中間欠損部に対するポンティックを含む、臼歯3歯ブリッジ)

が保険適用(ただし、最後方の臼歯が残っている、などの諸条件あり)となった点は特筆すべきではないかと思います。

 

思い返せば私が大学を卒業した後、保険診療において様々な技術、診療の概念が適用されてきました。

●自家歯牙移植術の適応拡大

●レーザーによるむし歯治療、歯周病治療

●マイクロスコープを用いた根管治療

●歯周組織再生剤 リグロス

●サポーティブペリオドンタルセラピー(SPT)の考え方の導入

●歯周治療に対する骨補填剤の使用

●訪問診療

●先天的に歯の無い方、ガンなどで顎の骨や歯を失った方へのインプラント治療

●硬質レジンブロックを用いた大臼歯へのCADCAM冠

等、日本の保険診療は世界に類を見ないほどの守備範囲の広さを持っていると考えられます。

もちろん矯正やセラミックス、インプラントなどの保険適用ではない分野もありますが、当院ではこれらの保険診療を駆使した

患者様の立場に立った、バランスのとれた地域医療

社会に貢献できる歯科医院

を目指し、今後も努力していく所存です。

 

〜GC社  高強度硬質レジンブリッジ /エクスペリア〜

 

 

インプラントセミナーに参加しました

2018年02月07日

2月4日日曜日は、診療をお休みさせていただき、インプラントセミナーに参加して参りました。

 

株式会社メガジェンジャパンセミナールームに置いて、

「即時荷重、早期荷重の臨床」をテーマに

東京都開業  林揚春先生

大阪市開業  中山隆司先生

による講義、実習が執り行われました。

 

●Simple  /術式、治療計画がシンプルであること

●Small  /低侵襲であること

●Short /治療期間が短いこと

●Safety /安全であること

講義では上記の「4S」のコンセプトがインプラント治療において大切であり、患者さん目線で、最新の医療技術、材料を駆使して早く噛めて美しいインプラントを提供することが歯科医療の使命である、と述べられておられました。

 

具体的な内容として、

①前歯部審美領域 におけるインプラント治療

ルートメンブレンテクニックを用いることで抜歯後の骨の吸収を防ぐことができ、美しいインプラント治療を行える

②上顎の臼歯部におけるインプラント治療

従来ならばソケットリフト、サイナスリフトといった骨造成が必要とされた場合でも、ショートインプラントを用いることで回避でき、患者さんにとって侵襲が少ない治療を提供できる

③抜歯即時インプラントの利点

抜歯と同時にインプラント埋入を行うことで骨の吸収を防ぐことが出来る。また手術が一回で済むため、患者さんへの負担が少なく、治療期間も短くて済む。埋入時のトルク、ISQ値 (骨との接触率を数値化したもの)を計測し、明確な根拠のもとで即時荷重を行える(早く噛むことができる)

 

上記の内容の他にも侵襲の少ない骨造成術(bone core technique、ridge expansion)、術後の評価 等最新のコンセプトを知ることができ、非常に勉強になりました。

また、模型を用いた実習では、より実践的なトレーニングを講師の先生方よりマンツーマンで教えて頂き、自身の臨床技術の向上に繋がったと思います。

 

非常にレベルの高いセミナーではありましたが、自身の日常の診療に応用できる部分も多く大変有意義な時間でした。

「最新の知識、技術を習得し、患者の皆様に還元し、地域医療に貢献する」

この姿勢を常に忘れず日々の診療に当たりたい、そう考えます。

 

診療時間の変更(拡大)に関して

2018年01月13日

当院は「地域に根ざした、社会貢献出来る歯科医院」を目指し、昨年8月に開業致しました。開業以来、数多くの患者様にお越しいただいております事、歯科医療に携わる者として法外の悦びと感じております。

しかしながら、夜の時間帯に通院されている方がなかなか予約が取れず、先延ばしになってしまう事が多いかと感じております。

 

つきましては、現在火曜日午後は休診とさせて頂いておりましたが、2月より、17時30分〜20時00分の診療を開始する事としました。

(火曜日:9時30分〜13時00分/17時30分〜20時00分

当面は隔週での診療とします。)

 

これにより、皆様にはより通院しやすい環境をご提供できるかと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

新年明けましておめでとうございます。

2018年01月04日

新年明けましておめでとう御座います。

昨年8月に開業して以来、数多くの患者様にお越しいただきまして、心より御礼申し上げます。

今年は「患者の皆様に笑顔になってもらう」をテーマに、昨年以上に努力し、地域の皆様に質の高い医療を提供していく所存です。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

(元日、高知県 高知市の桂浜です)

 

 

日本臨床歯科医学会(大阪SJCD)特別講演会 「あたらしいエンドの世界を診よう」に参加しました。

2017年12月26日

12月24日日曜日は、診療をお休みさせて頂きまして、勉強会に参加してきました。

日本臨床歯科医学会(大阪SJCD)特別講演会「あたらしいエンドの世界を診よう」という講演会で、主に根管治療(神経の治療)のお話でした。

●CTとマイクロスコープを用いた精密な治療

●紫外線センサーを用いたリアルタイムの手術ナビゲーションシステムを根管治療(石灰化した根管を穿通させる)に応用する方法

●歯髄の中にある、未分化間葉細胞に働きかけて硬組織を誘導し、生体を治癒に導く新しい薬剤(MTAセメント)の概念

●通常の根管治療だけでは治らない場合の、外科的な治療法

などに関して、国内外の著名な先生方の講演を聞くことができ、非常に勉強になりました。

 

一部高レベルな講演もありましたが、今現在臨床に用いることができる分野は、日々の診療で実践していきたいと考えております。

歯科用顕微鏡/マイクロスコープを導入しました。

2017年12月23日

当院では、より高い精度での治療を提供するために、マイクロスコープ(高精度手術用顕微鏡)を12月より、導入致しました。

これにより、裸眼や拡大鏡ではなかなか確認することが難しい部位をより詳細に見ることが可能になります。

 

具体的には、以下の事柄が確認できるようになります。

 

❶微細な歯の異常(肉眼では見えない微細な亀裂、異物の存在)
❷詰め物の適合状態(むし歯の早期発見、むし歯の正確な除去)
❸根管内の状況(上顎大臼歯における第2根管、下顎大臼歯におけ樋状根管の発見、根管内石灰化物や不純物の発見)

(➡︎上顎大臼歯の頬側の第2根管、下顎第二大臼歯の樋状根管の根管治療、歯根端切除術に関しては、CT撮影を併用することにより保険適用となります。詳細は当方までお尋ね下さい。)

 

マイクロスコープを用いた精密な治療を行うことにより、

口腔内の疾患の早期発見、再発予防にも高い効果を発揮し、治療の成功率を上げることが出来ると考えます。

「常に最新の技術、知識を習得し、それを患者の皆様に還元し、地域医療に貢献する」

今後もこの姿勢を忘れず診療に従事したいと考えております。

2017年12月より、保険診療で奥歯にも白い材料が使用可能になりました。

2017年12月14日

12月の保険のルール改正により、従来は金属しか使用できなかった奥歯においても、白い材料が使用できるようになりました。

既に平成28年4月から、金属アレルギーの方(皮膚科による診断書が必要)に限り、使用可能であったのですが、この度の改正で条件が緩和され

上下両側の第二大臼歯が残っており、左右の噛み合わせがしっかりと存在する方

に限り、下顎の第一大臼歯に対して使用可能となりました。

 

使用する材料としては、

ハイブリッドセラミックス【商品名:セラスマート300®️(GC 社)】という、プラスチック(レジン)の中にセラミックスの粒子(シリカ)を配合した、硬さと審美性を兼ね備えた材料です。

  • 患者様のご負担としては従来の銀歯の2倍程度の価格です。

 

セラミックスやジルコニアのような硬さ(エナメル質と同程度の硬さ)は無いものの、適度な硬さとしなやかさを有し、日常的なお食事には支障ないものと考えます。

(保険のルール【補綴物維持管理料】により2年間は当院で保証致します)

「奥歯を白くしたい」とお考えの方、金属アレルギーの疑いのある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

 

日本口腔インプラント学会近畿北陸支部学術大会に参加しました。

2017年12月04日

12月3日は休診とさせて頂きましたが、

滋賀県大津市で開催されました、

『日本口腔インプラント学会 近畿北陸支部学術大会

インプラント治療  -その先にあるもの-』

に参加して参りました。

 

「インプラント治療における再生医療」や「超高齢社会におけるインプラント治療」、「近年加速度的に進歩を遂げるデジタル技術」に関する各分野のトップランナーの先生方の講演があり、感銘を受けるとともに、非常に勉強になりました。

最新の技術、知見を学び、それらを自身の日々の歯科治療に応用していく、この姿勢を常に忘れず、日々 の診療に臨みたいと思います。

 

休診時、時間外の緊急連絡先に関して

2017年12月04日

当院は、毎週木曜が休診の他、研修会、学会参加の為に土曜日半休や、日曜休診とする事がございます。

患者の皆様におかれましては、お痛みなどの症状が出るなどして、緊急を要する場合もあろうかと思います。

そこで、しのはら歯科医院/緊急連絡先を設けましたので、休診日に連絡の必要性のある方は、

080-8309-4861

までご連絡いただければ対応させていただきます。

よろしくお願いします。

12月の休診日、年末年始のお休みに関して

2017年11月30日

12月の休診日ですが、

3日(日)、7日(木)、14日(木)、23日(土/祝日)、24日(日)

29日(金)、30日(土)、31日(日)

となっております。

 

また、2018年は1月1日、2日、3日はお休みを頂戴し、4日(木曜日)より、診療開始予定です。

 

研究会、学会出席等により患者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが何卒ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。