当院におけるイントラオーラルスキャナー(IOS)の活用事例

2021年09月13日

当院では6月より、歯科医療のデジタルトランスフォーメーション、非接触(感染リスクの低減)の観点より、韓国MEDIT 社(https://www.medit.com/?lang=ja)のイントラオーラルスキャナー;IOSを導入しました。

 

 

イントラオーラルスキャナーは、光線を利用してあたかもコピー機のように歯形を取る医療機器で、従来のゴムのような材料が不要で早く、快適な診療ができるメリットがあります。

 

今通院しておられる患者様に、実際に使用し始めておりますが、コンパクトでかつ操作性が良いため、

患者の皆様からは一様に、

型取りの気持ち悪さが無く快適だ。

型をとっている気がしない。何をしているかわからないくらいです。

というお声を頂いております。

 

 

現在のところ、当院では下記のようなケースに応用しております。

❶長期間使用する、硬質の仮歯(プロビジョナルレストレーション)

技工所にてCADCAMソフト上でデータを開き、設計する。

仮歯(provisional restration)をセットした。

 

 

 

②ジルコニアセラミックスの設計への応用

下記は、前歯のセラミックスを一度装着した方ですが、「少し長い気がする」とのことでやりかえを希望されました。

今装着しているセラミックスと口唇、鼻との位置関係をスキャナーで取り込みます。このデータ;立体像は、技工士さん側もアプリ上で見ることができます。

歯と軟組織の関係性を参考に、修正したのが下記のセラミックスです。

実際に患者様のお口に装着した時の様子です。自然な仕上がりに患者様も満足されています。

従来の二次元の写真と、口頭で技工士さんに伝えるだけはなく、同じ画面(アプリ)で立体像を見ながら、リモートで技工士さんと議論し、細かなディティールを修正することが可能になりました。

 

 

③インプラントの上部構造(セラミックス)

インプラントの上部構造制作のためには従来はシリコン製の材料を用い、お口の中で5分程度硬化するのを待たねばなりませんでしたが、その必要はなくなりました。

スキャンボディを装着してそれをスキャンすると、インプラントの位置関係がPC上に現れます。

デジタル情報のみでは、ブリッジなどの長い構造のものでは並行性に誤差が生じる為、ベリフィケーションジグ(並行性の検証用のジグ)を、お口の中で固定します。

 

最終的にセラミックスが装着された状態です。自然な仕上がりです。

 

 

 

④矯正装置の作製

下記は、歯形を取らずにスキャンのみ行い、3Dプリンターで作成したレジン樹脂の模型上で仕上げた矯正装置;緩徐拡大装置です。適合性に問題はありません。

 

 

⑤オルソシュミレーション(Ortho-simulation)というアプリケーションを用いての矯正治療のシュミレーション

下記は、抜歯したスペースにインプラントを入れた後に矯正した場合に、上下の歯がちゃんと並ぶか、噛み合うのかをおおまかにシュミレーションしたものです

大まかではありますが治療の成功の可否が分かり、患者様にも治療のゴールを提示できます。

 

 

上記のようなケースに応用しております。

 

 

 

従来の型取りがないために快適性が向上し、治療時間が短くなるというメリットがあるのはもちろんですが、

デジタル技術によるシュミレーションは、矯正治療後のゴールを患者様と共有することが出来ます。

また、お口の虫歯を立体像で患者様に提示(informed)することで、より実感を伴った病態の把握(consent)が可能になろうかと考えられます。

かつ、非接触であることから、感染リスクが低減されると考えられます。

他にも様々な機能があり、スキャンするだけに留まらない、様々な可能性を、このオーラルスキャナーは広げてくれそうです。

 

今後も、デジタル機器および各種アプリケーションにさらに習熟し、皆様のお口の健康、利益につながるよう努力して参ります。

開業4周年を迎えて。今後の医院としての目標

2021年09月09日

お陰様で8月21日をもちまして当院は開業して4周年を迎えました。

この4年間お越しいただきました患者様には、改めて感謝申し上げます。また技工所様、歯科材料業社様、その他各方面の会社には大変お世話になりました。特に行政の皆様からは政府のコロナ対策の一環で、一方ならぬご支援頂きましたこと、この場を借りて、改めて厚く御礼申し上げたいと思います。

 

さて当院では開業以来、

一般歯科治療、小児歯科、矯正歯科、歯科口腔外科、訪問診療などを通じて地域社会に貢献してまいりました。

開業5年目に入るにあたり、社会に対して一歯科診療所として何ができるかを、より具体的に考える時期に来ていると思います。

 

今、社会全体で提唱されている、

SDGs ;sustainable development goals;持続可能な開発目標

をテーマに少し考えてみようと思います。

これは、2015年9月に国連で採択された、

持続可能な開発のための2030アジェンダ(実行するべき目標)

に記載された、

2016年から2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。

具体的には以下の17の目標があります。

 

     ~17の国際目標~

❶貧困を無くそう

❷飢餓をゼロに

❸全ての人に健康と福祉を

❹質の高い教育をみんなに

❺ジェンダー平等を実現しよう

❻安全な水とトイレを世界中に

❼エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

❽働きがいも経済成長も

❾産業と技術革新の基盤を作ろう

➓人や国の不平等を無くそう

11)住み続けられるまちづくりを

12)つくる責任、つかう責任

13)気候変動に具体的な対策を

14)海の豊かさも守ろう

15)陸の豊かさも守ろう

16)平和と公正を全ての人に

17)パートナーシップで目標を達成しよう

 

上記は、私たちが発展していく為に目指すべき目標であり、

❶〜❻は『人の安全、安心』

❼〜12)は『経済のバランス』

13)〜17)は『環境、平和』

の3種類に分けて定義されています。

 

みんなが幸せになる未来を創るために 

誰一人取り残さないーNo one will be left behindー

を理念とし、国連に加盟する世界193ヵ国が合意した2030年までに達成すべき目標、という大きな考え方です。

 

それでは現実社会においてはどうかというと、

環境省から発表された

『すべての企業が持続的に発展するために』

と題された『SDGs活用ガイド』というものがあります。

環境活動や社会課題の解決を通じて業績を上げる、これらに配慮しなければ企業としての活動ができない、そういった時代が来ようとしています

といった前書きが記載されており、日本においても実際に自治体や各団体、企業、学校などを中心としてSDGsの目標に資する取り組みを行うところも増えてきています。

身近なところで言えば、スーパーのレジ袋の有料化、プラスチック製のストローの全廃が挙げられますが、これは上記の項目

14)海の豊かさを守ろう、に該当します。

 

 

 

では、

『一歯科医院においてSDGsの達成に向けてどんな取り組みができるのか?』

について考えたいと思います。

例えば、

❸すべての人に健康と福祉をを達成するために、

「事情により通院困難な方の為に訪問診療を行う」
「奥歯の無い方に対して、いち早く治療し咀嚼機能の回復を行う」

「治療終了後も疾患の発生を予防すべく定期的なメンテナンスを推奨する」

ことにより達成できると考えられます。

15)陸の豊かさも守ろうを達成するために、

「オーラルスキャナーを使用することにより、歯科診療の過程で出るゴミ(アルジネート印象材、石膏)を減らす」

「金属製の技工物(いわゆる銀歯)ではなくCADCAM 冠を作製することにより、金属片や技工過程における有毒ガスを減らし、出来るだけ空気(環境)を汚さない」

ことにより達成できると考えられます。

 

 

 

また、当院では少し前より、社会貢献活動の一環として

以下の各種団体に少額ではありますが、寄付を行なっております。

⚫︎国連anchor

https://www.japanforunhcr.org

 

⚫︎world vision

https://www.worldvision.jp

⚫︎UNICEF

https://www.unicef.or.jp/

 

⚫︎PLAN international


https://www.plan-international.jp/about/policy/sdgs/

 

⚫︎あしなが育英基金

https://www.ashinaga.org/

⚫︎広島大学歯学部基金/広島大学修学支援事業基金

これらの団体に寄付することで

❶貧困を無くそう、❷飢餓をゼロに、❹質の高い教育をみんなに

❺ジェンダー平等を実現しよう、等の目標達成に僅かながらでも貢献できるかと思います。

 

やや話が大きくなりましたが、社会のどんな規模の企業(医院)においてでも、こういった理念を考え続けることが非常に大切だと思います。

 

『自分たちの行なっている活動(歯科診療)がなんらかの形でSDGsの達成に貢献出来るよう、小さな一歩から始める』

『今後の医院の活動方針、行動指針を決定する際に、常にSDGsを念頭に置き事業計画を策定していく』

上記二つを目標とすることを誓い、4周年のご挨拶に替えたいと思います。

 

 

 

(補足)

⚫︎当院におけるIT化、デジタルトランスフォーメーションに関して(❾産業と技術革新の基盤を作ろう、に該当)

写真は、当院の技工物を担当していただいている、

神戸市兵庫区の『入れ歯やさん』http://irebayasan.co.jp/

内における、デジタル技工に関する研修会(8月26日実施)の様子です。

当院においてオーラルスキャナーにより取得された患者様の口腔内データは、インターネットを介して即時に技工所へ送信されます。口腔内のデータは技工士とクラウドシステム(Medit link)を介して共有され、各種の補綴物(詰め物、被せ物)の設計に反映されていきます。

今歯科医療のみならず、あらゆる業態において、デジタルトランスフォーメーション、IT化が進んでいます。

当院においては本年6月より口腔内スキャナーを導入しました。(今後も3Dプリンタなどを導入していく予定です)

歯科医療のdigital transformationにより、より早く、正確で品質の高いものをご提供出来るよう努力して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

オーラルスキャナーを導入しました。

2021年06月16日

当院ではこの度、医療サービスのデジタル化、非接触(感染リスクの低減)の観点より、

韓国MEDIT 社(https://www.medit.com/?lang=ja)の
イントラオーラルスキャナー;IOSを導入しました。

 

イントラオーラルスキャナーとは、光線を利用して歯形を取る医療機器です。(光学印象と言います。)

スキャナーで読み込んだ情報をもとに、

被せ物(セラミックス)や入れ歯をCAD(コンピューター支援設計)ソフト上で設計したり、

矯正治療のシュミレーションに応用することができます

いわゆる『ゴムのような材料』による型取りがない為、

型取りの苦手な方

嘔吐反射のある方

にとっては、メリットが多いと思いますし、オーラルスキャナーを用いて、よりスムーズな治療が可能になると考えます。

ご質問等ある方はメールや電話等でご気軽にお尋ねください。

当院での治療例の紹介 ❶前歯の治療

2021年04月25日

当院は2017年8月に開業以来、3年半が経ち、今までに数多くの患者様にお越し頂きました。

そして当院の治療方針に同意して頂き、忍耐強く治療を受けて頂きましたことに、この場を借りて改めて御礼申し上げたいと存じます。

当院では一般歯科治療に加えて再生療法、インプラント治療、矯正治療などを用いた一口腔単位の包括的な治療を行なっておりますが、以下の方針で進めています。。

Esthetics:審美・・・歯の色と形がその人本来のものにあっていること

Function:機能・・・歯並びが整っており、奥歯でしっかり噛めること(咬合の安定)

Structure:構造 ・・・被せ物と土台がしっかりとし、割れない、外れないこと

Biology:生物学(生体)・・治療後も、歯や歯ぐきに炎症がない、顎関節に症状がないこと

上記にプラスして、

『(教科書的には)抜歯適応の状態であっても患者様が希望すれば抜歯は避け、極力歯を残す

何よりも患者様の希望に沿う(インフォームド=チョイス)

ことを第一に治療にあたっております。

従って従来の治療よりも長く、複雑な過程が必要となる場合が多くなっています。

 

そこで、本年より、患者様の同意を得て、具体的な症例の提示:ケースレポートを行なっていくこととしました。

これは実際の治療例を公開することにより、地域の皆様のお口や歯の悩みを解決する一助となれば、と考えたためです。

以下に具体的な治療例を提示していきたいと思います。

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治療例❶ ♯部分的矯正    ♯歯周外科(根尖側移動術)     ♯補綴修復

矯正的挺出(エクストルージョン)と歯周外科処置を用いて歯の保存に努め、ジルコニアセラミックスにより修復を行った一例

  • 50代男性
  • 主訴;前歯が取れた(数年前に他院にて治療行なった)
  • 全身疾患(ー)、喫煙(ー)
  • 初診時の歯の状態;差し歯が土台ごと取れて歯が割れ、歯根は歯茎よりも下に埋まった状態。かつ、歯根に破折(マイクロクラック)が存在していた
  • 治療方針;機能及び審美性を回復し、治療後の永続性を目標に歯冠修復を行った。

 

初診時の状態は以下の写真のようでした。

左の前歯が土台ごと外れ、根の一部も欠けています。上顎の前歯部は人の第一印象を決める大切な要素ですので、早急な対応が求められます。今まで入っていた被せ物は形が左右不揃いで、対称性に欠けます。

(さらに…)

新年明けましておめでとうございます。

2021年01月03日

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は、患者の皆様にはコロナ禍でご不安を感じられる環境であるにも関わらず、当院にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。

また、行動が制限される中、歯科関連の業者様をはじめ、各業種の皆様にご尽力して頂きました事、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

2020年は新型コロナ感染症の影響により、世の中の構造が一変し、医療界のみならずあらゆる業種で行動の制限される、なんとも窮屈な社会となってしまいました。

私自身も2020年の初めは東京への研修(インプラント外科の研修)に行っていましたが、3月からは行動を自粛し、静岡県で行われる予定であった見学、研修は中止せざるを得ませんでした。

しかしその中でも歯科治療への情熱、学び(研究、研修)は止めてはいけないと思い、インターネットなどを利用したリモートでの学会への参加により最新の知見を得るよう努めてまいりました。

行動が制限される生活様式となりましたが、その一方で、学術に関する情報などは、リモートシステムにより、むしろ簡便に視聴できるようになったのではないかと思います。

今後も患者様の利益につながる学術に関する情報、知見は随時取り入れて、自身の治療をアップデートし、患者の皆様に還元していきたいと思います。

 

 

さて、年が明けまして2021年になりました。

当院は2017年8月に開業し、3年数ヶ月が経過しております。

開業時に立てた目標である、

歯科治療を通じて地域社会に貢献』という理念を継続、実践していくことはもちろんのですが、

患者様の権利』、患者様の義務

についても改めて、定義したいと思います。

 

患者様の権利

①どのようなお口の状態でも、良質な歯科治療を公平に受けることができます。(他院にて治療途中のまま放置してしまった、または転院したいという方もお気軽にご相談下さい)

②病気のこと、治療や検査などについて、十分説明を受けた上で自分の意思で選択し決定できます。

(インフォームド・チョイスの実践=説明を受けた上で治療方法を選択できる、拒否もできる)

③治療や検査、費用などについて、他の医療機関の歯科医師の意見を求めることができます。(セカンドオピニオンの実践)

④当院で撮影、記録したお口のレントゲン、写真や、病気など個人情報は守られます。(依頼があれば削除も可能)

 

 

患者様の義務=守って頂きたいこと

①病状に関する情報を歯科医師等に詳しく知らせて下さい。また、ご自身のお口の状態に関してご自身で興味を持ち、十分理解できるまで質問してください。

②治療方法、費用、期間に関して、納得して合意のうえ、必要な治療や検査等に意欲をもって取り組んでください。(「どうせ悪くなるから放置しておいて下さい」「難しい話は結構です」という方がおられますが、ご自身の大切な体のことです。治療方法、費用等に関して理解するよう努めて下さい)

 

上記二項目に関しては、治療を円滑に進めていく上で非常に大切なことです。

ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

 

 

また、今年の目標としては

❶更なる院内の清潔化、感染防止策の徹底

❷非接触の観点から、デジタルデンティストリーの推進

❸自身の症例の整理、ホームページ上での具体的事例の提示

❹訪問診療の拡充

❺スタッフ教育の更なる充実

上記5項目を主に進めていきたいと考えます。

特に❷に関して、

現代の歯科医療においてのイノベーションと言える、オーラルスキャナー、3Dプリンターのことです。

従来はゴムのような材料(アルジネート印象材)を用いて患者様のお口で直接型取りしていましたが、それを口腔内カメラを用いて簡便に行うことが出来、感染防止、非接触の観点からも非常に有益なデバイスと考えられます。

保険収載の話も数年前から上がっており、現在の歯科治療を行う上では必須のデバイス機器と言えますので、当院としても本年中の導入を予定しております。

感染リスクの少ない、患者様にとって負担の少ない、speedyな治療をご提供できれば、と考えております。

 

 

最後に、現在もコロナ禍は続いておりますが

一度立ち止まり、考えたことがあります。

歯科医療は人に何を与えてあげることができるのか?

ということです。

それはお口の健康を通じて全身の健康に寄与できる、ということだと思います。

歯科治療に「不急」はあっても「不要」はないと思います。

 

禍福は糾える縄の如し』という諺があります。

『禍』の後にはまた新しい『福』が来ることを祈願し、新年のご挨拶としたいと思います。

本年もまた『一所懸命』に地域医療に打ち込んでいきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

清潔な室内環境をご提供するために

2020年12月24日

新型コロナ感染症が2019年12月に初めて確認されてから、まもなく一年が過ぎようとしております。

この一年、大きく社会、経済等が様変わりし、従来の行動や考え方を変えて行く必要性が出てきました。

患者の皆様において、各種企業様においても感染防止を考慮した上での活動を余儀なくされ、心労も蓄積していることと思います。ただ、来年の2月には、医療従事者を皮切りに、ワクチン接種が始まるという明るいニュース(油断はできませんが)も聞こえ、今までよりも期待の持てる社会情勢になってくる、、、そうあって欲しい、と思います。

 

 

さて、当院は、院内環境の清潔化のために、今年一年、様々な装置、機器の導入を行ってまいりました。

今年の初めに院内の水の浄化システム(ポセイドンシステム:塩素イオンを発生させるシステム)を導入し、床清掃においては次亜塩素酸ナトリウムを混和した洗剤で洗浄する、次亜塩素酸を発生する空気清浄機を導入するなどの措置を講じてきました。

そして、今月からは、エアロシステム(https://www.aeroserv.co.jp/business/)という空気浄化システムを導入いたしました。

これは大学病院等でも採用されている、医療用空気清浄機であり、静電気の力により、空中に浮遊する粉塵、pm2.5、花粉、細菌、ウイルスを吸引、除去することが可能となります。

従来より、歯科医院では歯や材料を切削する際に粉塵が出やすく、空気環境を改善する必要があると言われてきました。

このシステムの導入により、ウイルスはもとより、他の微細な物質も吸引し、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザウイルス感染症の予防につながるものと考えます。

また、下記は天井のエアコンを洗浄、ウイルスが付着しにくいようチタンによるコーティング処置を行っているところです。

 

上記のように、新型コロナ感染症対策として、少しでも患者様のためになることは随時行なって行く所存です。

 

 

冬至も過ぎ、一年で一番寒い季節がやってきます。

患者の皆様におかれましては、防寒、感染予防等確りと行って頂き、風邪などひかれませんよう、祈念する次第です。

明けない夜はない』です。

皆様今一度心を落ち着かせ、感染防止に努めていきましょう。

前歯部CADCAM冠が保険適用となりました。

2020年10月29日

今年の9月より、保険診療において前歯部にCADCAM冠が使用可能となりました。

具体的には、株式会社クラレノリタケから販売されている、

カタナ アベンシアNという材料が前歯部CADCAM冠用材料(Ⅳ)として保険収載されました。

https://www.kuraraynoritake.jp/product/cad_material/katana_avencia_n.html

この材料は工場から出荷された状態で既にグラデーションが付与されているため審美性に優れており、強度も保証されています。

また、金属を全く用いない材料であるため、金属アレルギーの患者様にとっても非常に有用な材料と考えられます。

 

以前より、白い被せ物としては、硬質レジンジャケット冠という、技工士さんが手作りで製作する技工物が保険診療としてありましたが、手作りであるが故に品質が均一ではなく、吸水性があり、耐摩耗性も劣っていたため、数年経てば変色し、割れやすくなる、というデメリットがありました。

 

CAD CAM冠は、この欠点を解消すべく、工場にてプラスチックとセラミック粉末(フィラー)をまぜて、均一な品質で作製されたブロックを基にして、コンピューターで設計、作成された被せ物です。一定の強度が保証された状態で工場から出荷されているため、摩耗に強く、吸水性も少なく、強度があると言えます。

 

 

 

 

治療費は、今まで前歯で用いられていた、硬質レジン前装冠と同様の価格(3割負担で8000円程度)です。

●金属アレルギーがある

●前歯の変色が気になる

●差し歯がかけた

などの症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

(ただし、噛み合わせの力が強い方、奥歯に欠損のある方は、他の方法をご提案することがありますのでご了承下さい。)

 

 

公式LINEアカウントの取得に関して

2020年10月27日

このたび、当院は公式LINEアカウントを取得しました。

これにより、

従来のメール、お電話と比べて、より気軽に、迅速に連絡が取れるかと思います。

診療に関すること、予約時間の確認、変更など、なんでもお気軽にお問い合わせください。

 

また現在通院中の方に限り、動画によるオンライン相談も受け付けております。

例えば、

●子供が自転車でこけて前歯を打った

●親知らずを抜歯したところが腫れてきた

●インプラントのオペを行った部位のパックが外れそう

●矯正装置が壊れた

などの緊急性の高い症状に関しては、診療時間外でも結構ですので、ご相談頂ければと思います。

 

(ただし、当院に対する誹謗中傷、社会通念上不適切な言動をなさる方に関してはブロックすることがございますのでご了承下さい。)

 

当院スタッフが保険医協会主催の初級歯科助手講座を受講しました。

2020年09月14日

少し前のことになりますが、6月28日(日)に当院のスタッフが

兵庫県保険医協会 初級歯科助手講座を受講しました。
以下は参加した後の感想文です。

 

講習では、基本的な歯科治療の説明から専門的な用語まで講師の先生がわかりやすく説明してくださいました。

毎日使う道具、用語などを詳しく教えてくださり、歯科医院で働く上でとても勉強になりました。

そして昨今のコロナウイルス院内感染防止対策についてのお話がありました。
改めて感染防止対策のお話をお聞きし、さらに
医院内での自分の行動を慎重に行うようにしています。

コロナウイルスに関しては随時、情報が変わっていくので、自分でも気をつけて正確な情報をニュースや新聞などから得ようと思いました。

最後にマナー講座がありました。


患者さんを不安がらせないように笑顔で話すことや、
電話で顔が見えない状態であっても、

笑顔で相手が前にいるのと同じように話すことが良い」と講師の方がおっしゃってたのが印象に残り、日々実践しています。
今後、医院で役立つ知識たくさん教えて頂きまして
とてもいい勉強になりました。

初級歯科助手講習会は兵庫県保険医協会が定期的に開催している勉強会で、当院に就職された方は全てこの講習会に参加してもらっています。

2020年4月からの診療報酬改定に伴い、

歯科外来診療における院内感染防止対策を推進する観点から基本診療料について評価が見直され、スタッフを対象とした研修を行うことが施設基準に加わりました。

今回の研修でも講義があったとのことですが、

スタンダードプリコーション

=院内で起こる診療行為は全て感染のリスクがあるものとして取扱う

診療室においてはこの姿勢が大切と考えます。

(当院では感染防止の考えから開業時より、精製水を用いてのB クラスオートクレーブでの器具の消毒、滅菌作業を行なっております。)

 

 

 

今年の初めからの新型コロナ感染症により、皆様非常に過敏になっておられるかと思いますが、当院に於いては

患者様の診療前の検温

不特定多数の方と接する職業か、渡航歴などは無いか、等の簡単な問診

診療開始前のうがい

Bクラスオートクレーブによる滅菌

塩素イオンを含む水を供給できるシステムの導入

非末が飛ぶと考えられる処置時には口腔外バキュームを用いる

切削片の飛散が予想される場合(入れ歯の調整)には専用のボックス内で削る

などの対策を立て、今後も感染防止に努めて参りますので、患者の皆様におかれましては引き続き治療に通っていただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

 

 

また現在、テレビ、インターネット、各種報道で、新型コロナ感染症に関する様々な情報が発信されております。

インフォデミック-infodemic-という言葉がありますが、

その意味は、

ウェブ(とりわけソーシャルメディア)上で、真偽不明の情報や虚偽の情報が流布し、これを多くの人が真に受けて

パニック状態になり社会の行動が制限されること

です。

 

今は、正確な情報、不正確な情報が各種入り乱れている状態と思います。

今年の2ー3月の時点では、

新型コロナ感染症で何十万人が死亡する、トイレットペーパーが枯渇する

などといった情報が流れていましたが、今それを報道する人は少ないと思います。

自分自身への戒めでもありますが、コロナ感染症をはじめ、種々の医学的な情報に関して、

一時の情報に惑わされることなく、冷静に現状を見極め、何が大切か、物事の本質はどこにあるのか?

を常に考えたいと思います。

参考文献:日経新聞   https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57688620V00C20A4I10000/

 

皆様におかれましても、心を落ち着かせた上で正確に情報を得、気を緩めずに感染防止対策を行なって頂ければと思います。

 

なお、今後当院ではさらなる感染防止のために、

業務用空気清浄機(エアロシステム)の導入

非接触の観点より、オーラルスキャナーの導入

を検討しております。

 

全ては患者様の安全のために、今後も当院は地域の歯科医療の担い手として、一生懸命に努力していく所存です。