去る5月20日(日)、「兵庫県保険医協会 歯科部会」主催 ”初級歯科助手講座”
に当院からスタッフ三名が参加してまいりました。
セミナーでは、日々の診療において必要な医学的知識、診療の補助や滅菌、消毒の考え方、保険制度、接遇やマナー等に関しての講義がありました。
今回のセミナーの内容を生かして、患者さまに対して思いやりの気持ちを持って、丁寧に、かつ専門性を持って応対できるようになって欲しい、そう考えます。
当院では治療技術の向上はもちろんですが、患者サービス、接遇に関してもスタッフ一丸となって向上し、「地域に貢献できる、親しみやすい街の歯医者さん」を目指していきたいと考えます。
以下は、当院のスタッフのレポートです。
●今回参加した講座は、10時から17時まで、ほぼ一日を通した研修でした。
午前は、歯と口腔の基礎知識(口腔部位の構造や名称や歯式など)から始まり、う蝕や歯周疾患の分類、治療方法、それに伴う歯冠修復、欠損補綴、そして、最後に外科の道具や治療の内容などについて学びました。午後からは、保険制度、保険診療、働く上で大変大事になる、院内感染防止対策の基礎を学びました。
そして、講座の最後に、患者接遇とコミュニケーションについて、実習を行いながら、学びました。今回この講座に参加して、日頃業務として行っていることは多くありましたが、
「なぜそれを行うのか、行うことで何がよいか」が理解出来ていないところもいくつかありました。
今回のセミナーでは、これらの事に関しても、しっかりと学ぶ事ができたので、大変勉強になりました。
ですので、今回の経験を生かし、
これからの業務では、自分で治療、保険制度、患者の心理などを、今まで以上に理解して行動していきたいです。
●①セミナーを受講した目的
今までに歯科助手の経験がない中で私は、
「私が今できること、今後経験を重ねることでできることはどのようなことか」について考えました。
歯科衛生士になる前に、歯科助手の業務を理解し、これからの業務はもちろんのこと、
歯科衛生士として働く際にも役立つ知識を得られると思い、今回の講座を受講しました。
②講義の内容
歯の構造・歯周組織の基礎的な名称など、口腔内の病名や外科的処置の器具、補綴物の名称など一度専門学校で学んだ内容でした。基礎的なものでしたが器具の名前など全て覚えておらず改めて覚えてることがあると実感し再度確認しなければならないと思いました。
また、患者対応のコツ、マスクをつけて業務することが多い中で目と声だけでどう感情を伝えるか、声の表情とはどのようなものか。電話対応の仕方など、受付をする上でとても大切なことをお話しされていて、得られたものが多かったです。③今後、診療の中でどう活かせるか
今回のセミナーを受講し、補綴物や器具が完璧に覚えられていないので、しっかりと覚え、業務がテキパキと行えるようにしたいです。
また、患者対応では患者様の不安を取り除けるような声、表情を心がけたいと思います。
これからも積極的に助手、受付業務を集中して行なっていきます。言葉遣いや敬語は今後絶対に必要なものなので、今しっかりと身につけていきたいです。
●①セミナーを受講した目的歯科助手として必要な歯の治療に関する基礎知識や、患者さんが心地よく治療を受けていただく為のコミュニケーションの仕方、を習得する為に初級歯科助手講座を受講しました。
②講義の内容
午前中は「歯と口腔内の基礎知識・診療の流れ」と「院内感染対策の基礎知識」に関しての講義した。
午後からは「医療保障の種類と受付業務・レセプトの流れ」と「患者接遇とコミュニケーション」に関するものでした。
③今後の診療の中でどう生かせるか?
今回の講座を受講して一番印象に残ったことは「患者さんに対していつも笑顔で対応すること」でした。患者さんが少しでも安心して治療を受けられるように、表情や声のトーンにも気をつけ、患者さんと接していきたいと思いました。