さる11月14日(日)に兵庫県保険医協会主催の歯科助手講習会が開催され、当院から2名の方に参加して頂きました。
以下は参加した後の感想文です。
「初級歯科助手講座に参加して」
今回の講習では、〝歯科基礎知識〟〝接遇研修〟〝歯科外来における院内感染対策の基礎知識〟について学ばせて頂きました。
まず、〝歯科基礎知識〟の講習を受けました。
う蝕の要因や予防法、院内でのう蝕治療の術式や必要器具について教本の写真や図、グラフを使いながら理解することができました。また、具体的に酸性度の高い飲み物や糖分の多い飲み物など患者さんにう蝕について説明する際に必要な知識も得ることができました。
そのほか、レントゲン、麻酔、AEDや投薬についてや歯周疾患についても基本的なことを学ばせて頂きました。
次に〝接遇研修〟の講習を受けました。
講師の先生からお話を聞き、患者さんに思いやりの気持ちを持ち、どのような言葉を望んでおられるのか今以上に考え、患者さんに寄り添えるよう心がけたいと思いました。そして、患者さんへの笑顔を忘れず、安心感を持って頂けるようになりたいと思いました。
最後に〝歯科外来における院内感染対策の基礎知識〟の講習を受けました。
近年新型コロナで感染防止策が重要となっていますが、状況になれることで感染予防が疎かになることがないよう、正しく感染経路を知り、正しい感染対策を身につけなければならないとあらためて感じました。
この講習で得たことを実際に医院の臨床の場でも生かすことができるよう日々努力していきたいです。
歯科助手研修の感想文
*研修内容*
歯科基礎知識
患者接遇とコミュニケーション
歯初診施設基準対応
歯科外来における院内感染対策※研修で感じた事、今後実践すること*
働く上で大切な歯の構造、歯科用語、歯式の書き方、器具の名前などを詳しく教えていただきました。
治療をアシストする側も、このようなことを理解した上で働くことにより、患者さんの不安に寄り添えるということを研修を通して気付くことが出来ました。新型コロナウイルスが流行し約二年程経ちますが、院内感染対策にも更に力を入れていることも学び、一方で歯科医院ではクラスター件数が一件だけと講師の方が仰っており、歯科医院での日頃の感染対策が功を奏した結果なのだろうと思いました。
引き続き、自分自身も気を引き締め感染対策をしようと思いました。そして、接遇研修で学んだ”えごえ”という声の出し方を実践し、電話や受付対応などに役立て患者さんに安心していただけるように今後も努めてまいります。
当院では新しく就職された方に、必ず保険医協会の講習会に参加して頂いております。
『最低限の歯科治療の知識、感染防止の概念』を身につけてもらうため、また患者さまへの接遇、おもてなしの意識をもってもらうためにも大切な事と考えております。
今後も様々な研修、勉強会を通じ、より良い医療サービスがご提供できるように、医院全体で取り組んでいきたいと考えております。