当院は開業当初より、保険診療を主体として診療を行ってまいりましたが、お口全体の包括的な治療を行う過程での
矯正治療、セラミックス冠、インプラント治療、インプラント治療前の骨造成術など
は、自費治療費ということで、治療代を頂いておりました。
ただ、昨今の社会全体の物価上昇、原材料費の高騰、賃金の上昇などの社会的背景を考えますと、自費診療価格の値上げを行わざるを得ない状況となりました。
2月までは現行の価格、3月からは5〜10%の価格の引き上げを予定しております。
患者の皆様におかれましては、何卒ご理解ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。
なお、当院では今後デジタル機器を導入し、院内に技工部門を設立、技工物を院内で作製していく予定です(院内技工士を配置予定)。
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手が協力し、チームとして患者様一人一人のご要望に的確に、迅速に応えられるよう努力を続ける所存ですので、よろしくお願いいたします。
今後、導入する予定の機器、PCソフトとしては、以下のようなものを予定しております。
①3Dプリンター【Form3b】
レジンと呼ばれる樹脂を積み上げて立体的な造形を行うことが出来る先進的な機器です。
人工歯、入れ歯の基礎の部分、インプラント手術時に必要な、サージカルガイドの作製が院内で可能となります。
②ミリングマシン【Roland社製:DWX -52D】
CADブロックを削り出すことにより、保険適用のCAD冠、ジルコニアクラウンを作ります。
従来であれば技工士さんが手作りで作っていた被せ物を短時間で、正確に作ることができます。
例えば午前中来院して、昼過ぎには被せが入る、そういったOne -Day treatment(1日で型取りから被せ物の装着まで完了する治療) も可能となります。
③ポーセレンファーネス 【サンデンタル社:デュオトロン】
セラミックス冠を焼く釜です。ミリングマシンで削り出した半焼結ジルコニアを焼いて仕上げます。
④CADCAMソフト【EXOCAD】
オーラルスキャナー又は卓上スキャナーから取り込んだデジタルデータをCADソフト上で編集、被せ物や入れ歯を設計する。
⑤卓上3Dスキャナー【アイデンティカT300】
模型をスキャンして読み込み、3Dデータを編集します。
⑥矯正分析ソフト【ラオンセフ】
矯正治療前に撮影した横顔のレントゲンを、最新のAIソフトにより骨格を分析し、治療の予想を行います。
『高付加価値な治療、最先端で安全確実な治療を地域の治療を皆様へ提供する』を信条として、今後とも歯科医療に全力で取り組んでまいります。