2017年12月より、保険診療で奥歯にも白い材料が使用可能になりました。

2017年12月14日 木曜日

12月の保険のルール改正により、従来は金属しか使用できなかった奥歯においても、白い材料が使用できるようになりました。

既に平成28年4月から、金属アレルギーの方(皮膚科による診断書が必要)に限り、使用可能であったのですが、この度の改正で条件が緩和され

上下両側の第二大臼歯が残っており、左右の噛み合わせがしっかりと存在する方

に限り、下顎の第一大臼歯に対して使用可能となりました。

 

使用する材料としては、

ハイブリッドセラミックス【商品名:セラスマート300®️(GC 社)】という、プラスチック(レジン)の中にセラミックスの粒子(シリカ)を配合した、硬さと審美性を兼ね備えた材料です。

  • 患者様のご負担としては従来の銀歯の2倍程度の価格です。

 

セラミックスやジルコニアのような硬さ(エナメル質と同程度の硬さ)は無いものの、適度な硬さとしなやかさを有し、日常的なお食事には支障ないものと考えます。

(保険のルール【補綴物維持管理料】により2年間は当院で保証致します)

「奥歯を白くしたい」とお考えの方、金属アレルギーの疑いのある方は、どうぞお気軽にご相談ください。